「こうすれば必ず人は動く」を読んで その4
「人はなぜ好かれ、なぜ嫌われ、なぜ蔑まれるのか」
というところで
人に好かれるための方法について書かれていたので
ご紹介出来れば…と思いましたyo。
この章では、
六人の秘書の女性にインタビューして
自分の上司のココが嫌いだ、という点について
話してもらっています。
すべての項目が対比になっていて
嫌われるパターンと
好かれるパターンと
両方について書かれています。
そのノウハウの一つ目を今日は
書かせていただいてもよろしいでしょうか…。

ジューン:とにかく気難しいところが嫌ですね。
オフィスに来る時も、
もう大抵はしかめっ面なんです。
絶対、ニコリともしませんね。
私に「ご機嫌よう」なんて
言ったことはありませんし、
「おはよう」とさえ言わないときもあります。
周りにほかのい人がいる時に、
私に向かって大声で命令を
がなり立てるのが本当に嫌ですね。
私に仕事を渡すのではなく、
ポンと投げつけてくるんです。
カーネギー:でも一つだけ
感謝しなければならないことが
あるじゃないですか。
その人の奥さんじゃなくて、
秘書で本当によかったですね。
その人が家に帰って
家族にどんな態度で接しているか、
想像がつきますか。
中国の古い諺に
「ほほ笑むことのできない者は、
商売をしてはならない」
というのがあるのですが、
その人は上司として
人の上に立つべき人物ではないんでしょうね。
と、ここまで
カーネギーさんは言っています。
私だってこんな上司は嫌ですね…。
きっと毎日ストレスがたまり過ぎるでしょうね。。。
にこりともできない人間は
人の上に立つべきではない
ということでしょうかne。。。
もちろん商売なんてもっての外ですね。
ごくあたり前の陽気さというものは、
職場でも社交の場でも、
きわめて大切な資質であるのです。
例えば、
私は42番街の大きなレストランで
朝食をとることがあります。
そこには12人以上のウエイトレスが
働いているのですが、
その中の2人が飛び抜けているんです。
なぜかというと、
いつも笑顔を絶やさないんですね。
温かく心を込めてもてなすという気持ちが
あふれているんです。
私の朝食を
一つの陽気なセレモニーにしてくれるんです。
私がいつも、
その2人のどちらかが給仕してくれる席に
つくことにしているのも、
当然と言えば当然でしょう。
べつに他の人よりサービスがいいわけじゃないし、
出してくれる食事も同じです。
でも彼女たちの明るさで、
同じ食事が実際にとてもおいしく感じられるんです。
ここでカーネギーさんは第一のノウハウ、
人に好かれたければ、不機嫌な性格を改めることです。
と述べています。
嫌われるための方法
ルール1 気むずかしさを持続し、
決してほほ笑まないこと。
後ろ足がリューマチにかかった
ハイイログマのように振る舞おう
と対比させて
ルール1 気むずかしさを払しょくして、ほほ笑むこと、
明るさを振りまくこと。
そうすれば、
人があなたがやって来てうれしく思い、
いなくなって淋しく思うものです。
と両方の違いを明確に述べて
その方法を示しています。
つい、自分の考えばかりに没頭すると
自分の態度が、
周りの人にどのような影響を及ぼすかまで
気が回らなくなります。
そうなると、
周りの人は
とても気を遣い、
雰囲気も気まずくなりますね。。。
ましてやお仕事や商売などで
お客様に対して
私情をはさむのはプロとしては
あってはならないことですね。
人付き合いにおいても
たとえ、自分がどんなに気持ちが沈んでいようが
相手の方にはその心情が見えないわけですから
余計な思いわずらいを
相手の方にさせないためにも
陽気に振る舞うことが大切なのだなぁ
と思いました。
ついアンニュイな顔つきになってしまうので…私(笑
気を付けたいです

笑顔っていつでも
人付き合いの基本であり、
最も大切なものですね

その絶大な力を
おろそかにしないようにしたいです。。。
こうすれば必ず人は動く
今日も最後まで読んでくださって本当にありがとうございます。

by ankorinn

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